仕事の評価はどのようにして決まるか。
けっこう誤解している人が多いように感じるが、特にSESなどの世界では仕事の評価は良いシステムを作成することで決まるというものでも無い。当たり前だけど、あなたの仕事を評価するのは人なので、その評価する人への印象がどうなのかが一番大切。ようは良いシステムを作成するというのはそのための手段の一つにすぎない。
プログラム開発だけでの例を出すと、工数5営業日でほとんど不具合の無い成果物を出すのと、工数3営業日で多少不具合があり、不具合修正が合計で3営業日かかったとしても後者の方が評価されるケースが多い、トータルの工数が大いにもかかわらす。理由は最初の作成までのスピードが速いこと、不具合が出てもすぐ対応されていること等で工数5営業日のスピード感の評価を上回りやすい点がある。もちろん現場の性質により不具合が出ないことが重要なポイントである場合は前者となるが、あくまで一例。
他はメンバ間の人間関係や仕事での説明力、評価する人との人間関係辺りが大きく影響してくる。
重要なのは真に良いシステムを作成することでは無く、どのような印象・評価となるかの一点に絞って、高い評価を獲得できるかが大切。