・OAuth2.0:
認可の仕組み、ユーザーが自分のリソースへのアクセス権を第三者に許可するために使用される。
・OpenID Connetct:
認証の仕組み、ユーザーが自分のアイデンティティを確認するために使用される。OAuth2.0をベースに拡張された仕組みのため、混同されやすいが、目的が異なる。
おまけ:
・JWTというのが頻繁に出てくるが上で使用するトークンの形式の定義、認証情報やアクセス権限を安全にやり取りするために使用される。
OAuth2.0は、ユーザーのリソースに対するアクセス権を安全に管理する「認可」の仕組みを提供するプロトコルであり、OpenID Connectは、その拡張として「認証」の仕組みを追加している。両者は密接に関連しているが、目的が異なるため、用途に応じて使い分けることが重要。また、これらのプロトコルでは、JWTがトークンの形式としてよく使用され、ユーザー情報や認証情報のやり取りを効率的かつ安全に行う。
これらのプロトコルを理解し、適切に活用することで、WebアプリケーションやAPIのセキュリティを強化し、ユーザーに快適な認証・認可の仕組みを提供できる。