個人的にわからなくて困ったのがコストエクスプローラで表示される「EC2 その他」
ここには「EBS」「EIP」「NATゲートウェイ」等が入るらしい。
内訳を見たい場合はグループ化の条件のディメンションを「使用タイプ」にすると
このように内訳が見える
NATゲートウェイを消し忘れたので数日間料金が発生した。NATゲートウェイ削除する→EIPで料金が発生する(NATゲートウェイ実行中の場合は料金がかからないが、単独になると料金がかかるとのこと)→EIPを開放する
これで日々の課金が解消した。
慎重にやらないと意図しない課金が発生するので個人の学習目的ではあまりアカウント作りたくない。放置しなければ良いだけだが。。
その他、課金となる落とし穴について、
AWSは、オンデマンドで使えるクラウドサービスを提供しており、非常に便利でスケーラブルなインフラを構築することができる。しかし、クラウドの特性上、使用しないリソースに対しても課金が発生することがあり、予想外のコストが発生することがある。ここでは、AWSでよくある課金の落とし穴について説明し、リソース管理の重要性を解説する。
EC2インスタンスを削除したからといって、全ての関連リソースが自動で解放されるわけではない。EC2に関連するリソースには、削除後も料金が発生し続けるものがあるため注意が必要。
EC2インスタンスを削除しても、EBSボリュームが残っていると課金が継続される。EBSはデータの保存を目的としたストレージサービスだが、未使用のままでも課金されるため、不要になったボリュームは必ず削除する。
EIPは、EC2インスタンスにアタッチされている間は課金されないが、インスタンスが停止または削除され、EIPが未使用の状態で残っている場合は課金が発生する。EIPは「固定IP」を提供するサービスであり、使用しないEIPを放置すると意図せず料金が発生する。
NATゲートウェイは、プライベートサブネットにインターネットアクセスを提供するためのサービスだが、使用しないまま放置しても料金が発生する。特に、NATゲートウェイが削除されていないと、バックエンドのリソースにアクセスがない場合でも、料金が発生し続ける。
S3は、非常に多くのデータを格納できるオブジェクトストレージサービスだが、不要なデータが増え続けると、保存コストがかさんでいく。また、転送コストやリクエスト数に応じた課金も発生するため、無制限にデータを保存していると想定以上のコストがかかる。
使用していない古いオブジェクトが大量に残っていると、保存容量に対して継続的に課金される。特に、バックアップやログファイルが自動で保存され続けると、容量が増加し続ける。
S3に保存されたデータの転送には、外部へのダウンロードや別リージョンへのコピーなどで課金が発生する。特に、データを頻繁にダウンロードする場合、転送コストがかさんでいく。
AWSでは、データ転送に対しても料金がかかる。特に、VPC内の異なるサブネットや、別リージョン、インターネットへのデータ転送には課金が発生する。
EC2やS3からインターネットに向けてデータを転送する際には、転送量に応じたコストが発生する。特に、動画や大規模なファイルを外部に提供するようなアプリケーションでは、転送コストが増加しやすい。
異なるリージョン間でのデータ転送は、通常の転送よりも高額な料金が発生する。
RDSはAWSのマネージドデータベースサービスだが、バックアップやスナップショットが自動的に作成され、ストレージを占有し続けることで課金が発生する。これらのバックアップは便利だが、不要なものは削除しないと無駄なコストが発生する。
RDSスナップショットは手動で作成でき、削除しない限り永続的に保存される。必要以上のスナップショットを保存し続けると、ストレージコストが増加する。
自動バックアップのストレージはデフォルトで無料で提供されるが、保持期間やデータ量が増加すると追加コストが発生する。
AWS Lambdaは、イベント駆動型のサーバーレスコンピューティングサービスだが、トリガーの設定が適切でない場合、Lambda関数が頻繁に実行されることで課金がかさむことがある。例えば、S3に新しいオブジェクトがアップロードされるたびにLambda関数が実行される設定をしていると、不要な実行コストがかかる。
との事。。