発注者(要はシステム開発の指示者)のニーズと良いシステムとは時折けっこう乖離していることが多い。そのため開発者はその点に対して苦言を呈したり、時には拒否したりすることもある。ただこの点に対して気を付けないと仕事の評価に関わる。
良いシステムにならない、手戻りが発生するなどの理由で拒否したい場合も、否定的に理由を伝えないで、「こういった考え方などもある」など提案的に伝えることが大切。また、気づいても言わないで、そのまま作成してしまい、後々手戻りや修正したとしても、その修正コストはあなたの仕事の評価とはあまりならない可能性もあるため、あえて提言しないのもアリ。ただしその場合は、私は気づいていましたという部分は出さない方が良いだろう。
一番よくないのは、発注者のニーズを聞いて、わかりましたと言い、違う行動を取ってしまうのが一番悪い印象となる可能性が高い。実はけっこういるが、クビが一気に近づく。